はじめに
自分の性格や人生の流れをもっと深く知りたいと思ったことはありませんか?
数秘術では、誕生日から「誕生数」という数字を導き出すことで、自分の本質や強み、運命の傾向を知ることができます。
誕生数の出し方はとてもシンプルですが、間違いやすいポイントもあります。この記事では、わかりやすく丁寧に計算方法を解説し、よくある誤解もカバーします。
誕生数とは?
誕生数とは、あなたの「生まれ持った性質や人生の方向性」を表す数字です。
生年月日を足し合わせて1桁(またはマスターナンバー)にすることで求められます。
この数字は、占いというより「性格分析の基礎データ」のようなもの。自分の傾向を知って、人生の選択や人間関係に活かすヒントが得られます。
誕生数はどうやって計算するのか
誕生数の出し方はとてもシンプルです。
あなたの生年月日をすべてバラバラの1桁にして足し合わせていきます。
そして、その合計をさらに1桁になるまで足し算していきます。
例として、次のように計算します。
実際の計算例を見てみましょう
例①:1990年3月25日生まれの方
1 + 9 + 9 + 0 + 3 + 2 + 5 = 29
2 + 9 = 11(マスターナンバー)→ 誕生数は「11」
このように、合計が11・22・33になった場合は、それ以上は足さずにそのまま使用します。
これを「マスターナンバー」と呼び、特別な意味を持つ数字とされています。
例②:1985年7月14日生まれの方
1 + 9 + 8 + 5 + 7 + 1 + 4 = 35
3 + 5 = 8→ 誕生数は「8」
このように、合計が1桁になるまで足すことで、自分の誕生数を知ることができます。
マスターナンバーとは何か
誕生数の計算結果が「11」「22」「33」になった場合、それをマスターナンバーと呼びます。
マスターナンバーは非常に強いエネルギーを持ち、特別な役割や使命を表しているとされています。
例えば、誕生数11の人は直感力が高く、精神的な深さを持っています。
22の人は現実を動かす力があり、理想を実現するパワーを秘めています。
33の人は無償の愛を持ち、人を癒す存在としての役割を持っています。
自分がマスターナンバーかどうかを知るだけでも、大きな気づきになります。
計算でよくある間違いに注意しましょう
誕生数を出すときに間違えやすいポイントは、生年月日を「月や日」で区切って足してしまうことです。
例えば、「1990年3月25日」を「1990 + 3 + 25」などとまとめて計算してしまうのは間違いです。
正しくは、すべての数字を1桁ずつに分けて計算します。
細かいように思えるかもしれませんが、このステップを正確に行うことで、正しい誕生数が得られます。
誕生数の意味と活かし方
誕生数を知るだけでも「自分はこういうタイプだったのか」と納得できることがあります。
例えば…
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誕生数1:リーダータイプ。自分の考えを信じて進むことが得意
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誕生数6:人を助けることに喜びを感じる。家庭運も強い
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誕生数9:感受性が高く、人の痛みがわかる優しさがある
【実例】
ある女性は誕生数3。周囲から「落ち着きがない」と言われて悩んでいましたが、「3は自由で好奇心旺盛な表現者」と知って、自分を責めることが減ったそうです。
まとめ
誕生数は、数秘術の中でも最もシンプルでわかりやすい入り口です。
生年月日を使ってすぐに調べることができるので、まずは「自分」と「身近な人」の誕生数を出してみましょう。
違いを理解することで、性格や行動のクセが自然に見えてきます。
その気づきが、あなたの人間関係や選択をよりラクに、やさしくしてくれるはずです。