うつ病の経験から伝える・薬は減らせるのか

心理学

うつ病だった時期。僕の場合は服薬期間で見ると10年以上に及びます。

多かった時期は1日に15錠近く服薬していました。その服薬が徐々に減って、2015年には全く飲まなくても日常生活ができるようになっていきました。

うつ病になって薬を減らしたいのに減らせない方の話をよく聴きます。服薬や投薬は医師の処方が全てですので、ここに書くお話はあくまで体験、経験から得られたものとして読んでください。

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うつ病の薬は減らせるのか

結論を先に言えば、うつ病の服薬は減らせます

事実僕は今何も飲まずに過ごせていて、好きな仕事もさせてもらえています

ただし、先述したように医師の処方のもとに服薬をするので、必ず主治医の指示に従うことが大前提です。

精神科や心療内科で処方される薬の多くは、中枢神経系に作用する薬なので、むやみやたらに減薬したり、断薬すると精神状態が不安定になったり、離脱症状のような症状が出て余計に不快になります。(僕はなりました)

僕が減薬していく中で主治医からもらえたアドバイスがいくつかあります。

まずは主治医に相談する

何度も書きますが、薬は主治医の処方のもとに服薬しているので、自分で勝手に調整するのは不安感や不安定感が増す原因になるので、おススメしません

まずは主治医にどの薬なら減らせそうかを相談しました。

僕はほぼ毎日日記をつけていたので、1か月に2回の外来受診のとき、その日記から受診時までの体調や変化をまとめてから、受診していました。

その情報が主治医からすると、どの薬を減らせそうかという判断材料にしてもらえて、減らす薬を1つずつ決めてもらえました。

 

短期ではなく中期で減らす

うつ病になっている本人からすれば、すぐにでも薬をやめたい気持ちはすごくわかります。しかし、離脱症状のような不快な症状が頻発するのは、嫌だし、不安にもなります。

そこで主治医から提案されたのは

1/4錠減らすなどごく少量から減らしていく

という方法でした。

僕の場合、経過や症状からすれば、本来飲まなくても良さそうな薬があって、でも僕自身が不安すぎるからただ出されていたという状況がありました。

つまり精神的依存です。

そのため、「この薬がなくなったら、減ったら、調子が悪くなるんじゃないか」という先入観もあり、主治医はその配慮をしてくれて、ごく少量から減薬する方法を提案してくれたのだと思います。

例えば1週間かけて1/4錠減らす。2週間目で問題なければ、また1/4錠減らすといった具合に1段1段どころか、0.5段みたいなペースで歩みを進める感じです。

そのおかげもあって、順調に減らせる薬も出てきましたし、「あれ、大丈夫じゃん」という僕の自信にもつながりました。

日中の活動量を増やす

薬、特に睡眠導入剤は僕の場合、一番最後まで服薬していました。寝れないかもしれないという不安と寝れなかったら、翌日仕事出来ないかもしれないという不安。不安が不安を呼んでくるとはこのことで、そのせいで、睡眠導入剤は一番最後まで残ったのです。

しかし、あちこちに動く仕事をし始めると、日中動いているから、やはり体は疲れていて、夕方から夜にかけて眠くなります

そこがポイントで、うつ病で休みが多いと、日中寝てしまって夜眠れないという、健康な人でも起こる、ごくごく普通の状態が、また「うつだからだ!うつだから、夜眠れないんだ」と思い込んでしまっていました

段々動けるようになってきたら、日中の活動を少しずつ増やすのは良い睡眠のために必要なんですね。

無理や我慢をしない

減らせる薬を決めてもらっても、やはり不安感や焦り、イライラなど離脱症状のようなこともあります。そのときは無理をしないと決めておくことが大切で、主治医ともそこを相談しておくことです。

やらなきゃダメだと思って生きているのがうつ病になる人の特徴だったりもします。僕はここで負けたら!だめだ!!くらいの人だったので、無理をしない、我慢しないを決めておくととても楽でした。

まとめ

うつ病の薬は減らせます

しかし、主治医の処方の元に服薬しているので、必ず主治医に相談して、減薬していくことが必須事項です。

無理をせずに、中~長期かけて減薬できれば、そのうち飲まない生活ができるようになりました。

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