恋を1歩進めるコミュニケーション
ここ数日大阪のイベント「大阪ヒーリングマーケット」に出展していました。
セッションで多かったジャンルは仕事、そして恋愛、夫婦のこと。
愛のテーマはやっぱり永遠ですね!
全てのキーはコミュニケーションだと僕は思っています。意思疎通。気持ちの交換。今回はそのコミュニケーションについて、コミュニケーションの専門職言語聴覚士がポイントをまとめます。
声にならない文字のコミュニケーション
一昔前までは彼氏、彼女、気になる人の実家の「いえでん」にかけて会話を楽しんでいた時代でしたが、そんな時代はあっという間に過ぎ去って今ではLINEなどの文字コミュニケーションが一般的になってきました。
「お父さんが出たらどうしよう・・・・」なんていう不安な気持ちは現代ではもう感じることがないんですね。どことなく淡い思い出です。
確かに「文字」になることで効率的になったり、便利になったりしました。いつでもどこでも。既読になれば読んでくれたんだなと確認にもなる時代。
しかし一方で想像力がある人間は「妄想」にも近い気持ちを抱くことがあります。「既読になったのに返事がない」「また今度ねって次回はないってことだよね」などなど。心当たりはありませんか?
文字以上のものを読み取らない
そう、人間はその先のこと、真意を読み取ろうとする力があります。いわば想像力。これがあるから、いろいろなものが便利になって使いやすくなってきました。しかし、文字のコミュニケーションではマイナスに働いてしまうこともしばしば。
特に好意を抱いている相手に程そんな想像力が、しかもマイナスに働くことが多かったりします。それは自分自身が傷つきたくないからこその予防線なのかもしれません。
文字のコミュニケーションで最も大切なことは、文字で書かれていること以外の想像はしないこと、文字以外を読み取らないこと、つまり、書かれていることが全てだと思って受け取ることなのです。
わからないときはリアルに
でもどうしても不安になる、そんな癖を持っていることこそ人間らしさだったりします。真意がわからないときは、「声」で聴き、「声」で伝えることや「顔」を見て話をすることです。
人が会って話すときに、声や言葉以外に「身振り手振り」「表情」「目線」「イントネーション」「声の色」など言葉になっていない部分の要素をたくさん受け取っています。
コミュニケーションはリアルに会って話をする、言葉を交わすことに勝るものはありません。妄想が広がっていってしまう前に。一度会ったり、電話で声を聴いたりして文字ではわからなかった「要素」を受け取ってみてください。
そうすると誤解しそうな内容でも妄想せずに「ああ、そうだったのか」「安心した」となることが実に多いんです。
好きだからこそ、妄想、想像してしまいます。そんなあなたのピュアな気持ちを大切にして、怖がらず会話をしてみてください。